楽器買取は使用期間が長いと安くなるわけではない
楽器買取は使用期間が長いと安くなるわけでは必ずしもありません。
世の中の多くの商品は、確かに新品が最も高額であり、中古品として使っていた年月が経過するにつれて値段が安くなっていくのが普通です。
新車と中古車などはまさにそうでしょう。
ですが、中古車であっても例えばクラシックカーと呼ばれるようなものになると逆に値段が高騰することもあります。
楽器買取においてこの話がそのまま当てはまるわけではもちろんありませんが、使っていた年月が経過すると単純に安くなるとは限らないという点では似たようなものがあるわけです。
確かに、世界的にも名だたる有名楽器でもない限り購入時よりも高くなるということはまずあり得ないでしょうが、それでも希少性というか、いま同じものを新品で購入しようとしていくらかかるのかとか、そもそも同じものが発売継続しているかによっても値段が変わってくることは十分にあります。
単に保存状態だけで値段が決まるとも限りません。
状態が悪い品でも楽器買取は利用できるのか
もう使わなくなった楽器が自宅に眠っているという方は多いのではないでしょうか。
楽器というのは中古であっても多くの需要があるので、使わないのであれば楽器買取を利用して売却するのがおすすめです。
しかし、いざ楽器買取を利用しようとしても、楽器の状態が良くないから買い取ってもらえないのではないか、と不安を感じてしまう方が少なくありません。
確かに、傷が多かったり故障個所がある品物は買取価格が安くなってしまいますが、それでも使わないまま自宅に眠らせておくよりは有意義です。
楽器専門店の場合は高いリペア技術を持っているので、品物次第では状態が悪くても思わぬ高値で買い取ってもらえるケースもあります。
また、目立つ汚れがある場合、査定に出す前に綺麗にしておくことで査定がアップする可能性もあります。
但し、しつこい汚れを無理に落とそうとしてしまうと、楽器に傷をつけてしまい逆に査定額が下がってしまうことも考えられます。
軽い拭き掃除で落とせない場合は、無理に落とそうとせずそのまま査定に出すのが良いでしょう。